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2021.06.09展示

【父の日】タキイのひまわり“サンリッチ”の展示中です!

展示ルームにて、ヒマワリ“サンリッチ”シリーズの展示中です!

1991年の発売から、今年で30周年を迎える“サンリッチ”。
元気の出るビタミンカラーと白や緑の枝物を合わせた、初夏にぴったりのアレンジメントでお迎えします。

サンリッチ=「太陽がいっぱい」

サンリッチひまわりの名前の意味は、「太陽がいっぱい」。「明るく大人も子どもも元気が出そう」というイメージで名付けられました。「ライチ」「オレンジ」「レモン」など、それぞれの品種名はフレッシュな果物の名前由来です。

お花の中でも誰もが知っているヒマワリですが、こんな風に切花として気軽に楽しめるようになったのは、実は最近のこと。
切花品種が作られる前のヒマワリは花が大きく茎が太く、アレンジには使いにくい。加えて花粉が出て周りが汚れてしまうという、なかなか使いにくいものでした。
そんな中これらの課題をクリアし、切花のヒマワリを国内外に広めた先駆けがこの“サンリッチ”シリーズだったのです。

サンリッチUPシリーズ

“サンリッチ”シリーズには、「サンリッチUP(アップライト)」というシリーズがあります。
アップライト=upright とは直立・まっすぐに立つという意味で、その名の通り花が上を向いて開花することが特徴。
花が真っすぐに上を向くため他の切り花と同じように使いやすく、ラウンドアレンジやブーケに最適なのです。

言われてみれば、ヒマワリ畑に咲くヒマワリの花はみんな同じ方向に、顔を横に向けて咲いていますよね。太陽を追いかけて「日回り」しなくても、上を向いていればお日様が当たるはず。

そもそもヒマワリは、どうして横を向いて咲くのでしょうか。

おまけ:ヒマワリはどうして横を向いて咲くの?

ヒマワリが横を向いて咲くのは、野外での高温と湿度を避けるため

まず花が上を向いていると日光がよくあたるため、横を向いているときよりも花の温度が高くなります。日光は身体を大きくするためには大切な要素ですが、花の温度が高すぎると受精や結実に悪影響を及ぼしてしまいます。

ヒマワリが太陽を追いかけて朝は東、夕方は西と身体の向きを変えるのは花が咲くまでの成長期だけ。花が開くと東に向いたまま動きません。
東を向いているといち早く朝日が当たり、夜露が早く乾燥するため、病原菌がまん延しやすい高湿度を避けることができるのです。

このような性質は大きな花を暑い野外で咲かせる園芸用や種を取る食料用で必要だったものですから、切花用でコンパクトな花のサイズ、ハウス栽培もできる品種なら大丈夫。

「サンリッチUP(アップライト)」のような上向きに咲く品種の登場のおかげで、園芸用には無かった楽しみ方ができるようになったのは嬉しいことですね。

父の日に“サンリッチ”ひまわりを贈ろう

6月は父の日。まだ閉塞感の残るこの頃ですが、明るいお日様カラーの“サンリッチ”で、お父さんに元気を届けてみてはいかがでしょうか。

営業企画部

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