花の最適な流通を担う。
それが名港フラワーブリッジの使命です。
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名港フラワーブリッジについて
名港フラワーブリッジは、名古屋市中区松原の生花卸業者5社が合併し、
2010年に名古屋市港区船見に移転して参りました。
当市場は、中部圏内最大級の生花市場です。
全国的に見ても6番目ですので、規模としてはかなり大きな市場となっております。
最新のオークションルームも導入しておりますので、お客様に安心して購入していただけます。
出荷するには
商材を運送会社経由で送って頂くか、当市場まで持ち込んで下さい。
尚、住所は【〒455-0027 愛知県名古屋市港区船見町34番地の10】です。
マップはこちら
売立情報に関して
郵送、Fax、e-mail(pdf形式のファイルを見れるなら携帯も可能)又は出荷者サイトから見ることができます。出荷者サイトにつきましては登録申請が必要ですが、利用に関しては無料です。出荷者サイトでは、送り状をWEBから入力したり売立情報をCSV形式で取得することができます。
支払いに関して
基本的には月末締めの翌月の月末の支払いとなっております。
展示に関して
2階オークションルーム横の展示スペースをご利用いただけます。本格出荷が始まる前や今シーズンの新品種等買受人にご覧いただける場がございます。ご利用希望の場合は営業企画課まで、お問い合わせ下さい。
【電話】052-747-8701
花の購入はできるの?
一般の方は当市場でお花を購入することはできません。市場祭りなどのイベント情報は愛知名港花き卸売事業協同組合のHPをご覧ください。
取引形態
取引形態は、「セリ取引」「相対取引」「注文取引」の3種類があります。
それぞれご紹介します。
セリ取引とは
売り手である卸売業者と買い手である仲卸業者、買受人(お花屋さん等)が集まりセリを行う取引のことを「セリ取引」と言います。最終的に高値をつけた買い手が購入するその方式においてはセリ上げ方式(イングリッシュオークション)、セリ下げ方式(ダッチオークション)、封印入札方式、セカンドプライスオークションなど様々な方式が存在します。どの方式においても最高値をつけた買い手が購入(落札)する事が出来ます。
世界最大の取引を誇るオランダの花き市場であるアルスメール市場では、クロック式セリ下げ方式(値段が下がるメーターを利用し、早く決定ボタンを押したものが最高値となり落札となる)を採用しています。
日本国内の花き市場のセリ取引では多くの市場でクロック式セリ下げ方式が採用されていますが、弊社におけるセリ方式は「価格入力方式」と呼ばれる新しいセリ方式を採用しています。この方式は、従来手で値段を示していたものを、テンキーでその値段を示す物です。セリに参加される買受人(お花屋さん等)にやさしいという点が最大の特徴になります。現に80歳を超えた買受人もテンキーを上手に使い仕入を行っています。これはなぜかと言えば、1ロット約30秒で競り落とされますが、この時間内で最高値を入力すれば落札されます。クロック式セリのように早押し順ではないので、時間にとらわれず確実に安心して仕入ができる方式となっています。
- ライブオークション
- 市場に来場しなくてもセリに参加できる機能(ライブオークション)も合わせ持っています。ご自宅やお花屋さんの店内、あるいは外出先等でもインターネット環境にアクセスすることが可能であれば、場所を選ばずセリに参加することが可能となりました。
これによって、仕入れに掛かるさまざまなお金(ガソリン代、高速代、電車代等)と時間(往復の時間、セリに掛る時間等)を削減することも可能となり、省力化を目指す花店様からは、大変好評をいただいております。
相対取引とは
売り手と買い手がお互い交渉を行い、セリ前に品目、価格、数量を決め行う取引を「相対取引」と言います。
2000年頃から日本国内のインターネット環境が普及するのに伴い、花き市場でもインターネットを介したWEB取引が行われるようになりました。現在では多くの花き取引の場面でWEBを活用した相対取引が行われています。弊社における相対取引の手段としては電話での取引、インターネットを介して取引を行うWEB取引、弊社が日本で初めて取り入れたWEB商談があります。特にWEB商談は、インターネットを介して気楽に値段交渉をしながら仕入れをすることができ、買受人様より大変ご好評を得ております。
- 予約相対取引
- 相対販売の中に、出荷者側より提案される「予約相対取引」という仕組みがあります。この取引は全国の主要市場のみに発信される場合が多く、需要期を中心に年間数多くの提案が全国の主要産地はもとより、輸入業者を通してコロンビア、マレーシア等海外の大規模花産地よりの提案も増えています。
必要な商品を確実に仕入れることができる取引形態で、年々取引金額が増えています。また出荷者側からも、計画的に生産・販売ができるため、とても喜ばれています。
注文取引とは
買受人より原則ファックスにてご発注を頂き、市場が納品日に間に合うように、事前に出荷者へ発注を行い、買受人に納品する取引を「注文取引」といいます。
イベントや特別に多くの商品を用意しなければならない時などはこの取引形態を活用することにより、確実に必要な花を仕入れることができ、特売やフェアー、お店の季節感の演出や計画的販売につなげることが可能となります。
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- お電話でのお問い合わせ
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052-747-8701
受付時間:8時~16時
定休日:木曜・日曜
日々流通しているお花の例
名港フラワーブリッジでは、日々色んなお花が流通しています。
ここでは、少しだけ流通しているお花をご紹介いたします。
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バラ
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マム
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マーガレット
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チューリップ
市場概要
市場概要
敷地面積 | 45,881m² |
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延べ床面積 | 16,933m² |
構造 | 鉄骨造り一部3階建 |
駐車場 | 562台(11,625m²) |
オークションルーム
座席数 | 360席 |
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正面モニター | 120インチ×8面 |
自動搬送設備
自動搬送設備
名港フラワーブリッジでは商品の入庫、仕分け、出庫まで一体化した搬送設備を導入しました。設備は自動ラック部分とコンベヤラック部分に分かれています。自動ラックは基本的に未販売品を格納し、コンベヤラック部分は販売品を格納、コンベヤラックはお客様毎に仕分けがされた形で格納されます。
自動ラック部分で6,240ケース、コンベヤラック部分で1,440ケース格納でき、大量の花きの取引にも対応できるようになっています。
入庫ラインは5ライン。1ラインは時間あたり700ケースの処理能力があり、設備全体では時間あたり3000ケース程度の処理能力があります。コンベヤラックは1段当たり16列のラックがあり、3段構造となっており、全部で16列×3段で48ラック、1ラックは30ケース程度をストックし、満載になると1階の出庫シュートへと搬出される仕組みとなっております。
名港フラワーブリッジでは自動搬送設備を使って、セリで取引された花きを円滑に間違いがなく提供できるようにしております。
日持ち試験室
日持ち試験室
花の日持ちについて、消費者の関心が高いことは流通に携わる誰もが周知していなければなりません。
購入した花が僅かな日数で鑑賞価値がなくなるのでは消費喚起に繋がりません。ELFバケットをはじめとする湿式輸送、低温輸送、品質保持剤による前処理等により、日持ち性は確実に向上しています。
この成果を日持ち試験により実証し、お客様満足度向上に繋げられればという思いで日々管理を行っております。
- 日持ち試験室の記憶管理について
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- 1. 映像記録私たちが目にする花姿は開花ステージの何れにあっても一瞬ですが、眺めていても目に見えて変化するものではありません。一瞬一瞬を30分毎にインターバル撮影した写真を編集して、映像化しました。品質保持剤の使用効果、品種による開花特性の違いが一目瞭然。販売後における花の日持ち、装飾後の仕上がり具合を想像できるのではないでしょうか?
- 2. 品質チェックシート(日本花普及センター品目別評価基準準処)記録花、茎、葉の萎れ、変色及び開花等を目視によりチェックし、品質チェックシートに数値化して記録します(基本2日毎、急激な変化が見られる場合は1日毎、3日間は空けない、特徴的変化は都度写真撮影)。①の映像記録における写真撮影ではその指向性によって見えない部位、或は特に写真では見分けられない、僅かな萎れ、 変色を見ます。シート上の数値の変化から日持ち特性を評価します。