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2021.08.20コラム
花の残暑見舞いをしてみた!
お盆は例年ならばお墓参りをして祖母宅へ帰省するところなのですが、感染症対策で諸々中止になってしまいました。
昨年のお盆も今年の年末年始も帰省していないので、もうずいぶん祖母の顔を見ていないことになります。そういえば、入社してから一度も会っていないかも。
身体のことを想うとなかなか出歩けないこのご時世です。お家の中で癒されてもらうためにも、残暑見舞いに花を贈ってみたらどうかしら?
ということで、どんな花がいいのか?NGはあるのか?残暑見舞いと贈り花について調べてみました。
今回のもくじ
1 残暑見舞いの贈り物
— 「暑中」「残暑」はいつからいつまでなのか
— 残暑見舞い?お中元?
2 花の残暑見舞いを贈りたい
— ①前提:贈り物OK、NGな花は?
②花選び:オンラインで注文する(中津川:花やぎさん)
③祖母の反応や如何に?
3 あとがき
残暑見舞いの贈り物
「暑中」「残暑」はいつからいつまでなのか
そもそも「暑中見舞い」とはどんなもの?お盆時期に贈るなら、「暑中見舞い」と「残暑見舞い」どちらが正しいのでしょう?
郵便局のHPに教えを乞うてみました。
「『暑中見舞い』は、猛暑期に普段なかなか会えない方やお世話になった方の健康を気遣い壮健に過ごして欲しいとの願いを届ける夏のあいさつ状です。(*1)」
なるほど、私がしたいことにぴったりではないですか。
暑中見舞いと残暑見舞いを贈る時期については
・暑中見舞い → 二十四節気の「小暑(7月7日頃)」~「立秋の前日(8月7日頃)」にかけて送るのが通例です。実際の暑さより暦が基準になります。
・残暑見舞い → 「立秋(8月8日頃)」~8月末頃までに届くよう送りましょう。(*2)
(*1*2引用:暑中・残暑見舞いのマナー/日本郵便株式会社)
とのことなので、8月のお盆のあいさつ代わりなら残暑見舞いがふさわしいようです。残るどころかこんなに存在感のある暑さですけれども、ここは暦に合わせるのが粋でしょう。
残暑見舞い?お中元?
(葛飾北斎「凱風快晴」1832 赤富士は夏の風物詩です。)
「暑中見舞い」「残暑見舞い」は年賀状のような季節の挨拶状のひとつですが、もともとは ふるさとのご先祖様にお供え物をするお盆の習慣を簡略化したもの でした。
夏に贈り物をする習慣は「お中元」もありますが、お中元の起源は中国の暦「中元」だといわれます。「中元」は旧暦の7月15日にあたり、この日に誕生日を迎える神様にお供え物をし、霊や生者の罪が許されるように祈る風習がありました。
それが日本に伝わってから形を変え、お世話になった人や親しい人に上半期に受けたご恩のお礼と、下半期を迎える挨拶をこめて贈り物をする習慣になったのです。
また、地域によって異なりますがお中元を贈る時期は8月15日ごろまで、それ以降は残暑見舞い扱いになるとのこと。夏に物を贈るというとお中元のような気もしましたが、しばらくお会いできていないご先祖様へのあいさつも兼ねて「残暑見舞い」として贈ろうと思います。
花で残暑見舞い
①前提:贈り物OK、NGな花は?
さて、名目は残暑見舞いがいいだろうということで落ち着きましたが、ここからが肝心です。
お見舞いのお花などには、花の名前や見た目からNGとされているものがありますよね。
著者はマムも大好きですし、好きな花なら縁起にこだわりすぎなくてもいいじゃない?と思う方ですが、送り相手の祖母が見て「あれっ」と思うものは避けなければなりません。
特別好きな花、苦手な花も分からないので、まずは基本的なルールを押さえたいと思います。
一般的に贈り物△な花たち
菊 … 仏事やお葬式を連想させる
椿 ・チューリップ… 花や花びらがぽとりと落ちるため、縁起が良くない
シクラメン … 「死」「苦」が入るため縁起が良くない
(若い世代なら「マム」は大丈夫かも?
→過去記事はこちら 菊=「お仏花」だけではない?進化するマムの魅力【イノチオ精興園さん】)
お見舞いに贈り物△な花たち
百合 … 体調・衛生面を考慮して香りが強いもの・花粉が出るものは避ける
鉢植え … 「根付く」=「寝付く」を連想させるため、病床にいる方への贈り物は避ける
②花選び:オンラインで注文する(中津川:花やぎさん)
だいたいのイメージはできたので、早速ネットショップで注文したいと思います。今年は「#花のソノサキ」で取材させていただいた、 岐阜県中津川の花やぎさんのネットショップ で!
8月の誕生日の花はヒマワリのよう。ビタミンカラーですし、元気が出そうでいいですね。
フラワーアレンジと花束は価格帯で分かれていて、シーンに合わせて選びやすいカテゴリー分けになっています。
花瓶に移す手間を考えてアレンジから探すことにしました。
BOX型も可愛いですね。「お供え」っぽくなるのを避けたいので、こんな風にカジュアルで少し変わったアレンジもいいかもしれません。
観葉植物の寄せ植えもあるのですね。このご時世ですし、インドアグリーンで癒されてもらうのもいいかもしれない…!特に病気もしていないはずなので、鉢植えでもいいかしら。
迷いに迷った結果、こちらの観葉の寄せ植えを贈ることに決めました。ラッピングの色合いも幅広く選べます。
ラッピングは植物と馴染みそうな白系を選択、メッセージも添えてもらうことにしました。
時間を見て頂けると分かりますが、最初のページからここまでかかった時間は30分ほど。迷った割にはすぐに選べたなという印象です。
敬老の日の贈り物などはいつも手渡ししていて、こうして郵送で贈り物をするのははじめてのことなので緊張してしまいます。喜んでもらえますように…!
(次ページ→③祖母の反応や如何に?)
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