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2023.01.10コラム
【牡丹?】葉牡丹の思い出【キャベツ?】
新年明けましておめでとうございます。
本年もわかりやすくておもしろいブログを目指して精進して参りますのでどうぞよろしくお願い致します。
さて年が明けて初更新!ということで気分明るく縁起物である葉牡丹のお話しをします。
「葉牡丹」=「おめでたい」のイメージってあまりないですよね。
葉牡丹と聞いて多くの方が上の画像のようなものを思い浮かべたのではないでしょうか。
紅白色をしていたり特別豪華……というわけでもありません。
ではなぜ縁起物と言われているのでしょう?
葉牡丹は名前の通り葉の重なり方が牡丹の花に似ていることから名づけられています。
牡丹は原生地である中国で「花の王」として古くから愛でられていて、日本でもおめでたい花や高貴な花として扱われるようになりました。
もともとはそんな牡丹をおめでたい日である正月に飾っていたのですが、安価で手に入りやすく、丈夫なことから牡丹の代わりを葉牡丹が担うようになったのです。
……ところで牡丹よりももっと似ているものがあると思いませんか?
筆者は牡丹よりもキャベツの方が似ているな~と思っています。
葉牡丹はキャベツやケール、ダイコンと同じアブラナ科の植物なので似ていることにも納得ですね。
そんな葉牡丹の味が気になって少し食べたことがあるのですが(使用している農薬が人体に影響がないことを確認し、特別に許可をもらったものです)、繊維が多くざらざらしていて香りも独特の青臭さがあったのであまりおいしくありませんでした。
やはり観賞用に改良されたものと食用に改良されたものとでは違いますね……。
食べた葉牡丹は学校の圃場で栽培されているもので教員の指導の下で摂食しておりますので、公園や自宅等で栽培しているもの、花屋やスーパーで買った切り花の葉牡丹を食べることは絶対にやめてください。
葉牡丹はとても丈夫で、いけているとたまに切り口から根っこが生えてきます。
筆者はすごくずぼらで水替えを忘れてしまうことが多かったのですが、切り花の葉牡丹は発根しながら3ヵ月近く元気な姿を見せてくれました。根がある程度伸びたところで土に植え替えていたらもっと長く楽しめたのかもしれません。
手軽に長く楽しめる切り花ですので、冬のお部屋に葉牡丹いけてみてはいかがでしょうか。
著.もくめ
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https://gardenstory.jp/plants/33092 2023.1.10