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花の研究室
2020.06.27花の研究室
【Relay Freshness】品質向上のための取り組み②
「Relay Freshness」と書かれたお花のマークをご覧になったことはありますでしょうか?
こちらはMPSジャパン株式会社様による「花き日持ち品質管理認証」の審査に合格した花き業界関係者のみが表示できるマーク。
「花き日持ち品質管理認証」は花き業界全体の日持ち性への意識を高め、お客様に品質の高いお花をお届けするために作られた認証制度です。
営業企画部は「花き日持ち品質管理認証」を取得された小売店様をお尋ねし、品質向上のための取り組みについて取材させて頂きました!
今回ご紹介するのは、瑞穂区のフローリストナガイ様。
カウンター下にはお家で長く鑑賞して頂くための切花栄養剤のボトルが。
また5種類の栄養剤の中から購入されたお花に合ったものの小袋を無料で配布、お花の特性に合わせた活け方もお伝えされるそうです。
こうしたお客様のフォローも「Relay Freshness」の大切な評価基準の一つなんですよ。
バックヤードには洗剤で外側まで洗ったバケツが乾かされています。
外側まで洗うのは、外側が汚れているとバケツを重ねる際に下のバケツの内側が汚れてしまうため。
店内管理用の活け水は作り置きをせず、機械で店内専用の切花栄養剤を混ぜ込んだ出来立てのお水を使用されています。
鮮度保持の上で非常に重要なのが、活け水の中のバクテリアを増殖させないこと。
そのためにこうしたバケツや道具、活け水の清潔を保つことが必要なのです。
さらに驚いたことに、オアシスに吸水させるお水にも切花栄養剤を入れ、作業中に出たごみが入らないように工夫されていました。
アレンジメントの日持ちも安心ですね。
西日・エアコンの風が直接当たる場所には切花や胡蝶蘭を置かず、熱や風による痛みを避けておられます。
お花も生き物、環境には大きく影響を受けるので設置場所も日持ちを考える上で大事なことです。
清潔さ、お花とお客様への気配りがうかがえる取材でした!
ぜひ元気なお花たちと素敵な笑顔の店主様に会いにいらしてくださいね。
営業企画部