DreamRose ドリームローズ2023

1月27日（金）、名港にて『ドリームローズジャパン2023』が開催されました！

ドリームローズジャパンは国内育種のバラを栽培・普及する会で、全国のバラ生産者と市場が参加しています。この会合では毎回沢山のバラが展示されますが、育種家さんによる個性的な品種が多く並ぶため、普段の展示よりもなんだかマニアックな雰囲気です。

総会ののち、パネルディスカッションが開催されました。司会はおなじみ、当市場の営業Aさんです。
この日登壇いただいたパネラーさんは、なんと9人！
仲卸さんに量販さん、お花の先生にお花屋さんなど、多種多様なメンバーにお集まりいただきました。

皆さんは日々バラに何を感じ、何を思われているのか？
やはり業種によって感じることや希望は様々ですが、それだけ「バラ」という花の裾野の広さ、可能性を感じるディスカッションとなりました。
以下、少しだけ共有させていただきます↓↓

グラデーションや香りのあるバラなど、パネラーさんそれぞれの好きポイントをお持ちでしたが、お仕事用となると業種やお客様の特徴が出てくるようです。

・若い女性は淡いくすんだ色、トレンドに合わせた色。男性の大多数は赤バラを指定（女性へのプレゼント？）年配の方は明るく華やかなもの。（量販内専門店）

・量販としては、赤が圧倒的に多い。全体的には高芯咲きが多いけれど、黄・オレンジ系に限ってはカップ咲きの品種に人気がある。（量販内専門店）

・セミナーで使うのはピンク系が多い。（淡い紫と合わせると、癒し効果が！）（専門学校）

・バラはバリエーションの豊富さが魅力。ハロウィンなどテーマカラーがあるときは、その色でイベントの打ち出しができる。他の花と合わせる点ではアプリコットなどつなぎの色が多いので重宝している。

・赤バラはまとめて買われる方が多い

多くのパネラーさんはスタンダードが７・８割、もしくはほぼスタンダードというご回答でしたが、おうち用のパック商品だと…？

・カスミソウとセットにしたパック商品だと、スプレーが圧倒的に売れる、おうち遣いの方はボリューム重視なのかも。

・レッスンではスタンダードをメインに使うことが多い。

香りはあるといいけど花持ちがなあ、というのは度々議論になるところです。お花初心者にとってはどうでしょう？

・重要だが、香りが無くて２，３週間持つバラも必要。

・花をよく買う方は見た目で買う。あまり買ったことがない方が、香りがあるものと思って質問される時があるので（香りは）あればうれしい。

「こんなバラがあったら使いやすいな」「門戸を広げるために、こんなことをしたらどうか」と、普段販売や作品作りで身近にバラを感じておられる方ならではのアイデアも飛び出し、わくわくするディスカッションとなりました。

日本のバラの進化、ますます楽しみです！

（著：つみき）

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