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2020/08/28
【花のソノサキ】市場からお客様のお手元まで【追跡レポート①】
【新企画】 花のソノサキ #とは

お花の「ソノサキ」を追跡リポートする企画です。

お花は「生産者の顔」が見えづらいものであると同時に、「消費者の顔」が見えづらいものでもあります。

 

日々自然と向合う中で育ててきた花の、出荷した「そのさき」が見えない生産者さん。

お客様に送り出した「そのさき」を見る機会の少ない私たち市場関係者。

 

出荷後のお花がどんな作品になり、どんなお客さんに届き、どんな感情を生んだんだろう?

 

また一般のお客さんは店頭での完成された姿しか目にしないため、そのお花一つ一つに

誰がどんな想いで関わって届けられたのかを知ることができません。

 

 お花は産地・市場・お花屋さん・ご家庭と様々な人、場所を巡りますが、それぞれの立場からは「そのさき」が見えないのです。

そこでこの企画では、市場から小売店様、そして一般のお客様まで届く様子を追跡・取材してお届けします!

 

日々手にするお花の「そのさき」の光景を、身近に感じて頂けたら幸いです。

 

 

 

 

記念すべき第一回目は、愛知県の小売店 フローリストみき さんです!

 

 

 

AM8:20


 

競りで購入されたばかりのカーネーション、”ミモザ”。

長野県の信州諏訪から届いた、国産のカーネーションです。今回はこのお花を追跡していきます。

 

  

 

他の荷物と一緒に車に積み込み、尾張旭市のお店へ向かいます!

 

 

 

AM10:10


 

到着後はバックヤードでしっかりと水揚げを行います。

 

 

 

 

水揚げのお水には専用の抗菌剤を入れるのがこだわりのポイントです。

ボトルの横にあるカップと緑色のふたのようなものは、この錠剤を砕いて量り入れるためのもの。

水揚げを促進し、新鮮さを長く保つことができるのです。

 

 

 

 

 

まずは丁寧に手で下葉を取っていきます。

水に浸った葉が痛むと、バクテリアが発生しやすくなります。

バクテリアが茎に入り込むと導管が詰まり、水を吸えなくなってしまうので(ベントネックの原因にもなります)

細かいですが鮮度を保つためには大事な作業!

 

 

 

 

切り戻した後はすぐに先ほどの水を張ったバケツへ。同様に残りの束も水揚げをしていきます。

 

 

  

 

 

水揚げの済んだ ”ミモザ”を他の花材と合わせていきます。

ヒマワリも加わって、夏らしい爽やかで元気な花束になりましたね。

 

 

 

 

 

 

 

花束を包んで、さっそくお客様の元へ配達です!

 

11:00 店舗発  

11:10 ほっとハウス 華の季(とき)さん到着


 

 

こちらには毎週の定期便、おまかせでお花のお届けをされているそうです。

 

フローリストみきさん(以下みきさん)「おまかせなので時間が経ったものではない、新鮮な良い花をお届けできます。

 

ちなみにこの日、実は競りの前にチョイスされていたのは”バイパーワイン”というお好みに合わせた

別のお洒落な赤いカーネーションでしたが、綺麗な黄色の”ミモザ”に惹かれ、やはりこちらをお客様にと変更されたそうです。

おまかせならではのエピソードですし、一つのお花選びにも思いがこもっているんだな。と感服した取材班でした。

 

 

ユリは施設の受付に、カーネーション”ミモザ”の入った花束はご自宅用に。

花を飾るようになってご家族の花への関心にも変化があったのだとか。

 

 

みきさん「お花の時期は早ければいいというわけではなく、旬・良い時期がある。やはり旬なもの、新鮮なものをお届けしたいです。

 

お客様花の生産が多い愛知。お花はほとんど愛知なのかな?と思っていたのですが、信州もあるんですね。

    いいものをつくってください!という気持ちです

 

 

バラやカーネーションなどは一年中小売店で見かける種類のお花ですが、暑さに弱い花なら

緯度が低い土地から高い土地、標高が低い土地から高い土地へと

その時に生産に適した気候の場所へメインの産地は移り変わっていきます。

 

「今が旬」の産地は変わっていくため、お花選びには産地のチェックも必要なのですね。

 

 

 

こちらのお客様は以前から店舗には足を運ばれていましたが、今年の5月、母の日明けから定期便の注文を始められたそうです。

 

お客様「忙しい中、気持ちがね。花があると心の余裕があるように自分で感じられる気がします。団子より花なのかな。

 

「余裕があるから花を飾る」というよりも「忙しい時こそ、心の余裕を引き戻してくれる」ような働きがお花にはあるのかもしれませんね。

 

実は心理学的にも、自然に向けるような「ふとした注意」が集中した注意で感じるストレスを回復するという「注意回復理論」という説があるんですよ。

 

 

 

【今回のまとめ】
・産地、鮮度へのこだわり 

・お客様に新鮮でお好みにあったいいものをお届けしたいという気持ち

・お花が届く嬉しさ、忙しい中にお花がくれる心の余裕

 

 

取材協力:フローリストみき さん   ありがとうございました!

 

 

 

                 

 

 

 

 

 

 

 

営業企画部

 

 

 

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