この時期、ほぼ毎日自宅近くの山崎川に桜の開花状況を確認しに歩いていっています。今週はたいへん暖か日が続いているので開花するのではないかという期待をもって見ていました。

 　14日（水）の夕方確認したところでは、一本の木に蕾の先が少し開いてピンク色の蕾をのぞかせているのは、ほんの数個だけでした。翌日の15日（木）には、多くの木で半数程度蕾の先端がピンク色になっていました。その中で、偶然一本のみ花が開いていました。開いていた花は5つありました。これが東山にある名古屋気象台の標本木であれば、名古屋で桜の開花宣言となるところですが残念でした。

　今年は、冬の寒さが例年になく大変厳しかったので、早くに冬眠打破が行われています。そこで、温かくなれば一気に開花するのでは、と思っていたのですが、それに近い状況となっています。明日か明後日には開花となるでしょう。そこで心配なのが、ライトアップの準備が全くできていないことです。毎年名古屋の民放放送局がライトアップされた時に取材に来るのですが、八分咲きの一番きれいな時に放送されるかどうか気がかりです。寒かったからこそ桜が早く咲く、こういう年には行政の仕組みは合わないようです。