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2018/12/22
『今年を振り返って「自然災害は人災」だ』

 今年の天気を振り返ってみると、丁度今年の一文字が「災」になったように、近年の異常気象の中でも群を抜いた異常気象といってよいでしょう。単に暑い夏だけならまだしも、次々と台風がやってきたり、大地震があったりして、何気なく利用している生活インフラが多大な影響が出た年でした。

 特に北海道と遠州から東三河で立て続けに2回も起きた広域停電は、この国の危機管理が以前に比べて脆弱になっていることを物語っていないだろうか。「大きければいい」とか、「一極集中の方が効率がいい」ということでここ最近行われてきたことの結果として、こういった大規模災害を引き起こしているのではないか。地方においてはコンパクトシティ構想ということで、今の広いエリアにパラパラに住んでいるものを、ある狭いところに集めて、インフラの経費を削減しようと考えています。こういった思い付きの施策が結果として災害に弱い環境を生み出さないだろうか。狭い日本という国土をより狭く使おうということで、一度そこに災害が起きれば大きな影響を被るということになり大変心配しているものです。

 インターネットは米軍が、情報を必要としている前線に確実に届けることを目指して作ったものです。「確実に」とは、経路の途中に何らかのトラブルや障害があっても、他のルートを迂回してでも必要な情報を繋げることが出来るということです。これは決して集中管理ではありません。その逆の分散管理です。災害を最小限にするためには、このような考えが必要ではないか。決して大規模な中央集中管理がいい訳ではありません。そこが被害に遭うと影響が甚大となります。今回の停電がいい例です。

 

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